この章では、中村の写真家としての名義であるてりやきに影響を受け、世界と中村の対話に焦点を当てたいと思います。
てりやきは、路上などを観察しながら、気になる被写体をややクロースアップで撮影することによって、世界がときに抽象的に見えるということを明るみにするような撮影手法で作品を撮影しています。
ここから、中村は、必ずしも抽象的ではないにしろ、日々世界の見方を変えて見ることを学んでいます。
それは、写真であれば、カメラという装置によるインターフェイス性があり、必ずしも、現実として見ているものとは違う世界であるわけです。
実際のところ人間もジャック・ラカンのいうような現実界、あるいはイマヌエル・カントのいうような物自体というのは認識できません。
しかしながら、それらに近づくことはできると、中村はいいます。それは狂気です。無意識の世界では、大海原のように認識の世界が通常とは全く異なる世界であり、それは、象徴界とは全くもって違うものです。そのような、シュルレアリスムや精神分析、無意識などに影響を受けた作家をこの章ではご紹介いたします。
てりやき Teriyaki
プロフィール
写真家。路上などを観察しながら、具象的な被写体がクロースアップなどによって、抽象的に見える構図を意識しながら撮影している。
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2023
デジタル
サイズ可変
Untitled
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
てりやき
2024
デジタル
サイズ可変
Y・N
プロフィール
アーティスト。非言語的な造形感覚として、線やパターンが変化する有様を描写したようなドローイングを制作している。また、ドローイングは通常の販売というかたちの他にも販売した金額を震災や戦争の被災者へ寄付するチャリティや、交換や寄贈というかたちなど様々な方法によって流通させている。
無題
Y・N
2024
紙、ペン
10cm×14.8cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
10cm×14.8cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
10cm×14.8cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
21cm×29.7cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
21cm×29.7cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
29.7cm×42cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
29.7cm×42cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
29.7cm×42cm
無題
Y・N
2024
紙、ペン
29.7cm×42cm
日野尾隆行 Takayuki Hinoo
プロフィール
ヴァルター・ベンヤミンの概念であるカメラによってのみ描き出すことができる気づかれざる細部などといった視覚的無意識に影響を受け、特定の地域に一定期間滞在し、気になるショットを撮影し繋ぎ合わせ、その地域に潜むサイトスペシフィックで無意識的な地域像を描き出そうと試みている。
地域的無意識_白河_2023
日野尾隆行
2023
FHDビデオ(30min)
サイズ可変
地域的無意識_内子_2023
日野尾隆行
2023
FHDビデオ(30min)
地域的無意識_長万部_2023
日野尾隆行
2023
FHDビデオ(30min)
地域的無意識_門司_2023
日野尾隆行
2023
FHDビデオ(30min)
地域的無意識_尾道_2023
日野尾隆行
2023
FHDビデオ(30min)
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