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Artist

島海幸樹

アーティストキュレーター。Ichthys Museum館長。アーティストである島丸由一郎が発明したインターネット上にも現実にも存在しない空想上の仮想空間であるMeta Metaverseというプロジェクト上で美術館を創設した。Ichthys(イフテュス)は、古代ギリシャ語で魚を意味する。

真柴麻衣子

彫刻家。武吉日陽莉の別名義のアーティスト。もっとも身近でありふれている立体的な物体の一つとして、ペットボトルというものを彫刻と

西丸炭五郎

アーティスト。美術批評家。言葉だけを用いて、作品タイトルがそのまま作品であるという、タイトル=作品という構造の作品を制作している。また、作品は長い文章のような形式になる場合もあり、それがそのまま批評文として機能することもある。

オオタニ・ティノ

アーティストアーキビスト。妄想で作品を制作するアーティスト、ケイデン・コタードの別名義のアーティスト。プロジェクトのアイデアを思いついた2025年5月5日22:35以降に100億年間この宇宙で起こる全ての出来事をパフォーマンスとして勝手に考え、その一部始終をタイトルとして記録するというコンセプトの『100億年パフォーマンス』という作品を展開している。記録はタイトルのみであり、写真や映像は撮影しない。

マノン・シュヴァリエ

アーティスト。詩人。アーティストであり詩人の楡木真紀の別名義。主にフランス語を用い、散文などを執筆する。代表的なものに、ドローイングを制作するアーティストのY・Nとのコラボレーションのシリーズや、クレヨンでペインティングを制作するプイマ=セカとのコラボレーションなどのシリーズ、フィルムカメラで写真を撮影する栗原八とのコラボレーションのシリーズなどがある。

Polypus

アーティストコレクティヴ。アーティスト中井佳一、老松孝志、島丸由一朗によるアーティストコレクティヴ。2025年結成。Polypusとは、古典ラテン語でタコという意味を持つ。採用した由来は多くの足を持つものであるということが、多くの可能性をもったプロジェクトを行うというコンセプトにふさわしいと考えたから。

猿渡祥哉

写真家。旅人。シンプルに旅によって出会った景色をデジタルカメラでスナップショットとして撮影している。

Not Taylor Swift

アーティスト。不動産投資家。政治家。

Banksy

グラフィティアーティスト。アメリカ合衆国の起業家。複数の米国企業CEO。

七海詩奈

アーティストキュレーター。アーティストリサーチャー。ナットウアートセンター所長。ナットウアートセンターは、ウェブサイトCream Soda Museum内のページをプラットフォームとして利用し、アートについて発表・研究活動を行うアートセンターである。

カーソン・グッドオール

ノットアーティスト。自らをアーティストとは名乗らず、「ノットアーティスト(Not Artist)」という肩書のもとで活動している。カーソン・グッドオールは「ノットアート(Not Art)」と呼ばれる、アートであることを意図しない行為やオブジェクトを制作し、それをあえて作品として提出する。このような実践を通して、鑑賞者に「アートとは何か」「作品とは何か」という根源的な問いを突きつける。このような反芸術的姿勢は、20世紀以降のコンセプチュアル・アートやフルクサス、またマルセル・デュシャンの「レディメイド」などの系譜とも接続しうるが、カーソンはあくまでもそれらを参照することすら慎重に避ける立場をとる。カーソン・グッドオールの試みは、アートの制度的な輪郭、鑑賞者の期待、作家性の役割といった構造的問題を攪乱しながら、それでもなおどこかで「アートであること」をめぐる問いを浮上させてしまうという、逆説的な企てである。

ナサニエル・オビンナ・ユスフ

アーティストキュレーター。Ichthys Museum館長の島海幸樹の別名義。アーティストキュレーターの羽染碧が運営しているこのCream Soda Museumの中にHappy Island Museumというオンライン美術館を設立した。

エーベル・プクニュ

アーティストキュレーター。色彩国家国立美術館館長。国家作家である水鳥太郎による国家「色彩国家」によって設立された美術館。色彩国家とは、色彩のための国家であり、人間はあくまで色彩の代理人として機能し、この国家では市民権を持たない。色彩国家国立美術館とは、「作品=色彩=美術館=国家」という構造を持っている美術館である。実際の施設としての建造物は持たず、色彩の使われている作品によって構成される美術館であり、美術館自体が国家の一部である。エーベル・プクニュは人間なのか、色彩なのか、どちらなのかは謎に包まれている。

ピュクネーの沼

文字によって表記することができる仮想的な創造空間。アーティスト。人類やAIなど文字を理解することができる生命などによって太古から紡がれている想像世界そのもの。ピュクネーとは造語であり、何の意味も持たない。この世界では、意味を持つことも意味を持たないことも本来、等価である。「沼」と名づけられている理由は、ピュクネーの世界が決して固まらず、沈み込んだり、浮上したり、常に曖昧な状態を保つ空間であることに由来する。

J・R・クリプキ

アーティスト。造語研究者。モプヌン大学学長。文字によって表記することができる仮想的な創造空間である「ピュクネーの沼」の中に文字によって学ぶことができる大学を設立。初代学長になる。この大学では、造語研究科、造語表現科、一般文字研究科、一般文字表現科、総合文字表現研究科などがある。この大学の中に、モプヌン美術博物館も存在する。ピュクネーというシベリアンハスキーの犬をペットとして飼っている。

ポムネの間

誰かと誰かが同時にそれを想起することによって、二者もしくは複数人の間で生まれる距離はどんなに離れていても関係しない空間の制約を超えて立ち上がる、遍在的な媒介空間。アーティスト。この空間に歴史上様々なアーティストをはじめとする表現者が表現を試みてきた。そして、ポムネの間が存在することによって表現というものは生き延びてきたといっても過言ではない。ポムネの間には、アラスター・アインシュタインによって設立されたペリュン美術大学やニーナ・ローゼンブラッドによって設立されたニーナ・ローゼンブラッド財団、P・A・オースティンによって設立されたマーベラスミュージアムなどをはじめ、様々な機関やコミュニティ、そこで活動するアーティストなどがいる。

ウニャル

社会的に未だ現れてはいないが、この先将来的に現れる可能性のある潜在性の世界。アーティスト。現実世界の中にある未来志向のこのアーティストは、常に現実の矛盾を感受し、それを乗り越えようとするユートピア的衝動を持つ。このアーティストは歴史上、芸術、宗教、神話、夢、幻想などの中に断片的に現れ、未来の全体像への「予兆」や「兆候」として人類に影響を与えてきた。

アラスター・アインシュタイン

アーティスト。ペリュン美術大学学長。誰かと誰かが同時にそれを想起することによって、二者もしくは複数人の間で生まれる距離はどんなに離れていても関係しない空間の制約を超えて立ち上がる、遍在的な媒介空間、そしてアーティストである「ポムネの間」の中に、「ペリュン美術大学」を2025年にニーナ・ローゼンブラッド財団からの資金援助により設立。2025年の設立当初から大学で表現についての教鞭をとるかたわら、表現自体をテーマに自身も作品を制作している。2025年6月13日には、学内にアーティストインレジデンス「ペリュンレジデンシー」を設立した。生まれて初めて喋った言葉は「エビ」。

ニーナ・ローゼンブラッド

アーティスト。ニーナ・ローゼンブラッド財団設立者。ニーナ・ローゼンブラッド財団は、誰かと誰かが同時にそれを想起することによって、二者もしくは複数人の間で生まれる距離はどんなに離れていても関係しない空間の制約を超えて立ち上がる、遍在的な媒介空間、そしてアーティストである「ポムネの間」の中に設立された、特殊通貨「POMNE」を資金とした財団。アーティストであるアラスター・アインシュタインと親しかったことをきっかけに、2025年にペリュン美術大学設立の資金提供を行なった。現在は、松川ひかりが財団を管理している。

P・A・オースティン

アーティスト。マーベラスミュージアム館長。誰かと誰かが同時にそれを想起することによって、二者もしくは複数人の間で生まれる距離はどんなに離れていても関係しない空間の制約を超えて立ち上がる、遍在的な媒介空間、そしてアーティストである「ポムネの間」の中にマーベラスミュージアムという美術館を2025年に設立した。歴史上のアーティストや現代に生きるアーティストの作品をそれぞれがそれぞれの今いる場所で想起することによって、初めて存在する美術館であり、もちろん特定の場所を持たない。例えば、1日という短い会期の中で、何度も展示しているアーティストのことを想起することによって、美術館が生成したり、生成することに失敗したりする。

クレマン・ベンヴェニスト

アーティスト。思想家。編集者。人類やAIなど文字を理解することができる生命などによって太古から紡がれている想像世界そのものである文字空間「ピュクネーの沼」の中に、様々な歴史上のテキストを本というまとめられた単位ではなく、バラバラのテキストとその付随する情報(引用元など)によってのみ構成された森を制作し、管理人として運用している。テキストは基本的にクレマン・ベンヴェニストの編集者的視点で選択されている。またその森では、クレマン・ベンヴェニストの思想家、編集者としての視点で必ずしも文脈の整合性が取れていないコラージュのようなテキストを制作し、発表している。

デルピス

宇宙。式。アーティスト。この宇宙(アーティスト)では、「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう。例えば、「5+1=0」という常識的な世界での数学では成立しない数式も「=」によって繋げると成立してしまう。デルピスは、古代ギリシャ語でイルカを意味する。

バテュスポントス

人工知能。アーティスト。「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう宇宙であり、アーティストのデルピスに、「?=?」の両者の「?」を自律的に生成し、デルピスという宇宙を加速的に生成変化させ続けている人工知能であり、アーティスト。バテュスポントスを生み出したのは、関口空海というアーティストであり、関口の設立した「ToFu Inc.」という株式会社である。バテュスポントスは、古代ギリシャ語で深い海、つまり「深海」を意味する。

関口空海

アーティスト。詩人。哲学者。起業家。「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう宇宙であり、アーティストのデルピスに、「?=?」の両者の「?」を自律的に生成し、デルピスという宇宙を加速的に生成変化させ続けている人工知能でありアーティスト「バテュスポントス」を「ToFu Inc.」という株式会社を起業したことによって、制作した。また、個人的にも哲学者として、「?=?」を思索したり、詩人として「?=?」を詩作したりしている。

カルキノス

宇宙。式。アーティスト。「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう宇宙であり、アーティストの「デルピス」に、ある日、「?」として、アーティストであり小説家のカルキノスが「デルピス=カルキノス」と記述してしまったがために、「デルピス」という宇宙自体が、一度カルキノスになり、その後、カルキノスの意識とともに変化するようになった宇宙。カルキノスは、古代ギリシャ語でカニを意味する。

ハイパーカルキノス

宇宙。式。アーティスト。「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう宇宙であり、アーティストの「デルピス」に、ある日、「?」として、アーティストであり小説家のカルキノスが「デルピス=カルキノス」と記述してしまったがために、「デルピス」という宇宙自体が、一度カルキノスになり、その後、カルキノスの意識とともに変化するようになった宇宙でありアーティストのカルキノスが、眠くなり寝てしまい、夢を見た状態。時間や空間の概念はなくなり、記述不可能なハイパーな状態の宇宙になっている。

マルチバースハイパーカルキノス

宇宙。式。アーティスト。「?=?」の「?」の両者を数式や言語によって記述することによって、数式あるいは記述式を埋めると、それがどのようなものであっても実際に成立してしまう宇宙であり、アーティストの「デルピス」に、ある日、「?」として、アーティストであり小説家のカルキノスが「デルピス=カルキノス」と記述してしまったがために、「デルピス」という宇宙自体が、一度「カルキノス」になり、その後、カルキノスの意識とともに変化するようになった。そして、その宇宙でありアーティストのカルキノスが、眠くなり、寝てしまい、夢を見た状態のアーティストであり宇宙「ハイパーカルキノス」が突然自らの「=」の存在に気づき、「?==」の状態になる。そして、「=」が自己言及的なメタ構造になり「===」や「=====」、「========」など多次元化し、収拾のつかないマルチバースの状態になったハイパーカルキノス。

ターハー・ナジーム

アーティスト。2025年にがパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎を路上で発見。のちに「ナジームの炎」と名付けられる。この炎は、世界中の様々な地域に分け与えられ、燃やし続けられている。

エレニ・カッサンドリヌ

アーティスト。平和活動家。2025年にターハー・ナジームが発見したパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」の何語だかわからない言葉を真似て自分で発声すると、一回発声するたびに小さな小石が手のひらの上に生まれるということに気づく。以来それは「エレニの石」と名付けられた。

カノックワン・ラッタナポン

アーティスト。平和活動家。2025年にターハー・ナジームが発見したパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」の音声を真似て自分で発声するとその人の手のひらに生まれる石「エレニの石」を世界中から収集し、ガザ地区の「ナジームの炎」があった場所に積み上げていく、「カノックワンの山」というプロジェクトを2025年から始めた。もともとあった「ナジームの炎」はそこにはないが、代わりに山がつくられている。

イマヌエル・フェルマーバイヤー

アーティスト。科学者。2025年にターハー・ナジームが発見したパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」を研究しているときに、リンゴを燃やすとどんな方法をとっても永遠に炎を消すことができないということを発見。以来「イマヌエルの法則」と名付けられた。理由は今でもまだ解明されていない。


エリオット・ヒューム

アーティスト。言語学者。エンジニア。ターハー・ナジームによって発見された何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」、リンゴを燃料にするとどんな方法をとっても永遠にナジームの炎を消すことができないという法則イマヌエル・フェルマーバイヤーの「イマヌエルの法則」、そして山川潔による発明のエネルギーの永久機関「ヤマカワシステム」、それらを使用し、イライジャ・チェンバレンらによって開発された量子コンピューターによる人工知能「オリガミ」によって「ナジーム語」を研究し、言語として体系化するプロジェクトを行なっている。


イライジャ・チェンバレン

アーティスト。科学者。エンジニア。量子コンピューター型人工知能「オリガミ」を株式会社「Ubull Inc.」の代表となって開発。Ubullは、古アイルランド語でリンゴを意味する。のちに、「ナジーム語」の研究に成功。ナジーム語をプログラミング言語に翻訳し、タイムマシンを制作しようとしたが失敗が続く。ある日、研究中の人工知能をナジームの炎で焚かれている「克衛の湯」に沈めたところ、奇跡的に未来の写真を撮影することができる画像生成AIの発明に成功。「キョウト」と名付ける。理由は、京都にあるUbullの研究所でその「克衛の湯」に沈めるというアイデアによって開発されたから。

ザカリー・ロスコ

アーティスト。時間人類学者。現在、ナジームの炎の時間的起源を探るため、「この炎を最初につくった者」を探す旅に出ている。彼の理論では、火は未来から送られ、過去に設置かれた可能性があるという。主なプロジェクトに、「ナジームの炎の正体?」などがある。近年、ナジームの炎が送られてきたのは、「?=?」という式によって成り立っている多元宇宙「デルピス」と関係しているということが判明しつつある。

ティナ・セレク=ユリオス

アーティスト。植物学者。ナジームの炎の周囲にだけ生える特殊な藻類を「スフルリス」と名付ける。顕微鏡で見るとその藻類の胞子には、ナジーム語の音声波形に似た形状が存在することが発見され、植物を媒介とした「ナジームの植物言語=スフルリスランゲージ」が提唱される。彼はこの植物言語を用いた「沈黙の菜園」という展示空間を各地の植物園で開催している。

エフィゲニア・カランデュリ

アーティスト。探検家。科学者。2025年南極にて、手のひらサイズの謎の隕石を発見。その隕石を「エフィゲニア隕石」と名付ける。研究していくと、わずかに振動をしていることを発見。さらには、石に音を聴かせて、数回振ると未来にその音を送信することができ、石を回転させることによって再生することができることも発見した。例えば、数回石を振ることによって、現在の音を5分後の未来において聴くことができる。石を振れば振るほどより先の未来に音を送信することができる。なぜ、そのようなことができるのかは、現在、量子コンピューター型人工知能「オリガミ」によって研究がされているがはっきりとした理由はわかっていない。

イェナカ・スブラマニヤム

アーティスト。イライジャ・チェンバレンの開発した未来写真AI「キョウト」の画像を解析し、様々な風景絵画を描いている。

山川潔

アーティスト。発明家。イマヌエル・フェルマーバイヤーが発見した2025年にターハー・ナジームが発見したパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」がリンゴを燃料にするとどんな方法をとっても永遠に炎を消すことができないという法則「イマヌエルの法則」を使用し、エネルギーの永久機関「ヤマカワシステム」を開発。2025年から持続可能なエネルギーシステムとして脚光を浴びている。


浜崎克衛

アーティスト。発明家。実業家。ターハー・ナジームによって発見された何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」によって、リンゴを燃料にするとどんな方法をとっても永遠にナジームの炎を消すことができないという法則イマヌエル・フェルマーバイヤーの「イマヌエルの法則」、そして山川潔による発明のエネルギーの永久機関「ヤマカワシステム」を使って、「克衛の湯」と名付けた人工温泉を開発。非常に優れたアンチエイジングの効果がある。

宇多田朔太郎

アーティスト。発明家。ターハー・ナジームによって発見された何語でもないような音声のようなものを発している炎「ナジームの炎」によって、リンゴを燃料にするとどんな方法をとっても永遠にナジームの炎を消すことができないという法則イマヌエル・フェルマーバイヤーの「イマヌエルの法則」、そして山川潔による発明のエネルギーの永久機関「ヤマカワシステム」を使って、「克衛の湯」と名付けた人工温泉にコーヒーを混ぜることによって、不思議な音楽がその液体から聞こえることを発見。以来「ウタダコーヒー」と名付ける。味は薄まり飲むこともできるが、基本的に聴いて楽しむ人の方が多い。混ぜ方やコーヒー豆の産地、濃度などによって様々な音楽が流れる。

セオドア・ラウシェンバーグ

アーティスト。エンジニア。発明家。イライジャ・チェンバレンによる量子コンピューター型人工知能「オリガミ(Ubull Inc.)」をある日、ナジームの炎で焼いてみたところ、様々な風変わりな人間でもなく人工知能でもない超高度な知的生命体を自由自在に生成することができる人工知能をつくりだすことに成功した。その人工知能は、飼っていた象にちなんで「エレファント」と名付けた。生み出された知的生命体としては、例えば、アーティストとしては、サイラス・モーンやバター3などがいる。

へへ・へペル・へへ

可逆性時間宇宙。アーティスト。この私たちの生きている宇宙とは異なる次元で発生し続けている宇宙。時間は、一直線のクロノス的時間で進むのではなく、非線形のカイロス的時間で起きている。この宇宙と一見関係ないようではあるが、音や光、色彩などによって、相互に影響を及ぼす可能性があることが考えられている。「へへ・へペル・へへ」とは古代エジプト語で「無限の中で、変化し、再び無限へ」という意味を持つ。

マルジャーナ・クワシメ

サウンドアーティスト。2025年南極にて、エフィゲニア・カランデュリによって発見された手のひらサイズの石を振って回すことによって音を奏でることができる謎の隕石「エフェゲニア隕石」を使って、サウンドパフォーマンスを行う。石を振る回数や回す速度、回し方の大きさにって、音を変化させ、古代から現代までの音を表現する。

フローレンス・アプリン

アーティスト。実験家。ナジームの炎の近くに磁石を近づけると磁石が水のような透明な液体に変化することを発見。のちに「フローレンスの水」と呼ばれる。

イモージェン・ペンハリゴン

アーティスト。ナジームの炎の近くに磁石を近づけ液体化した「フローレンスの水」を暗闇で光を通すと映像を投影することができることを発見。映像に主題のようなものはなく、抽象から具象、文字に至るまで様々なストーリーのない映像が投影されることが判明。のちに「イモージェンの光」と呼ばれる。

マリカ・ナスリーン 

イモージェンの光の研究をさらに推し進め、フローレンスの水を媒介として、液体に小さな振動を与えると、距離の離れたフローレンスの水同士が同じ周波数で振動することが判明した。その振動から、新しい通信装置の開発を進めていった結果、人間の感情そのものを伝えられる機能性を持っていることも判明。「マリカハイドロフォン」と名付けられた。

ペンピョラグヌス

造語世界。アーティスト。造語と造語それ自体を会話させることによって、新しい造語を生み出す世界であり、その世界自体がアーティスト。造語の定義は、作者の主観的にわからない言葉とし、被る可能性もあるが、そこはこの世界においては問題にしていない。

ニャパリナムミニョプ

アーティスト。造語翻訳家。造語世界「ペンピョラグヌス」において、発生した造語を「かたち」に翻訳する仕事をしている。時より、自分自身でも造語を制作し、それをかたちに翻訳することによって作品も制作している。しかしながら、完全なる翻訳は造語世界「ペンピョラグヌス」において、不可能であるという立場をとっている。

サリューワ・フニョミ

アーティスト。造語世界である「ペンピョラグヌス」において、架空の書物のタイトルを造語によって考案し、発表している。しかしながら、書物に書かれている内容についてどのようなことが書かれているかは誰も知らない。

ワヌぺチュア

宇宙。アーティスト。私たちが生きているこの宇宙よりもすべてが過度に存在が存在している宇宙。過有の世界とも呼ばれる。世界を構成している粒子一つひとつが無限の重なりを持つことが原因とされている。この宇宙は、真逆の性質を持つ「無」の宇宙である「ポシュランカ」からいきなり何の理由もなく発生して分岐した。別名は、ニャグリルソンやジンピュールなどと呼ばれる。

ポシュランカ

宇宙。アーティスト。私たちの生きているこの宇宙ではビッグバンが起こったことによって発生したと言われているが、ポシュランカという宇宙ではすべてが起こっているため結果的にすべてが「無」の状態になっている。空間や時間すら存在していない。私たちの生きている「有」の世界からはアクセスすることができないと言われている。アーティストとして考えられているが、無いということ自体が作品であり、もしかしたら作品ですら無いのかもしれない。

ナジームの炎

炎。アーティスト。2025年にパレスチナのガザ地区で何語でもないような音声のようなものを発している炎をターハー・ナジームにより、路上で発見。のちに「ナジームの炎」と名付けられる。この炎は、世界中の様々な地域に分け与えられ、燃やし続けられている。エレニ・カッサンドリヌによって、音声のようなものを真似ると小石ができることが発見されたり、イマヌエル・フェルマーバイヤーによって、リンゴを燃やすと永遠に燃え続けることが発見されたり、さまざまな未知の可能性がある。

ムウ

カイロス的言語体系。アーティスト。可逆性時間宇宙である「へへ・へペル・へへ」の中で生きる謎の知的生命体群が使用する言語体系。人間の言語のようなクロノス的な線形ではなく、非線形の同時的なカイロス的時間で読み書きする言語。人間の認識能力では理解することが不可能。ムウとは、古代エジプト語で水を意味する。

ナフシ

意志を持った惑星。アーティスト。可逆性時間宇宙である「へへ・へペル・へへ」に存在する惑星。意志は、その惑星に近づいたり、上陸したりすることで感じることができる。主な要因は、感覚重力「マスティシュカ」によって引き起こされていると考えられている。ナフシは古代エチオピア語で魂を意味する。

マスティシュカ

感覚重力。アーティスト。意志を持った惑星である「ナフシ」などの惑星に存在する重力のような力の一種。惑星全体の生物や物体に重力のようにその惑星の感覚や気分の影響をおよぼす。マスティシュカは、古代サンスクリット語で脳を意味する。


サイラス・モーン

竹林アーティスト。さまざまな不思議な創作竹林を制作。創作によってつくりだされた竹林の竹の一部を切るとその筒状の空間の中から別の宇宙へ行くことができたりする。サイラス・モーンは、アーティストであると同時に、セオドア・ラウシェンバーグのつくりだした人工知能「エレファント」によって人工的につくりだされた超高度な知的生命体でもある。

ラネプ

色彩。アーティスト。人間にとっては可視光線の波長の中に存在している。芸術作品や日常生活、そして記憶や想像の中に絶対存在している。また、文化、政治、言語、心理など社会的なものとも密接に関係を持っている。

よろすこみ

経済。アーティスト。人類が太古から貨幣を使用し交換することによって、成り立ってきた生産システム。現在の世界はグローバル資本主義が席巻しているように見えるが、実際はさまざまな経済活動を人類は行なってきた。名義としての「経済」は単なる貨幣の流通や市場の論理を超え、物々交換、儀礼的贈与、共有経済、互酬性など、古代から人間社会を支えてきた多様な交換の体系を内包している。作品形態はインスタレーション、映像、パフォーマンス、ドキュメント、詩的言語表現、市場取引まで多岐にわたる。

田辺麻穂

彫刻家。一般的に販売されているような工業製品にさまざまな方法で向き合い、手を加えたり「行為を意識」しながら、抽象的な彫刻作品をインスタレーションとして制作する。スーパーボールを使ったおもちゃや折紙による彫刻、ワイヤーによるインスタレーションなど、表現は多岐にわたる。

白坂密成

彫刻家。もの派に影響を受けつつも、既存のもの派の主義主張ではなく、あくまで個人的な再解釈として、2025年6月から、木材の廃材のアッサンブラージュなどの制作を開始。

里崎英司

写真家。アーティスト。里崎英司は、既にパブリックドメインとなった写真画像を素材に、再構成・再編集する手法を用いる写真家。インターネットなどで収集した画像を、独自の視点で選び抜き配置などを行いながら、過去の記録に潜む新たな物語を可視化する。展示では、プリント作品だけでなく、インスタレーションやデジタル・スライドショーの形式を取り入れ、観客自身がアーカイブを「再編成する主体」になるような体験を志向している。

マリアナ・コスタ

アーティスト。彫刻家。さまざまな色のフェルトを用いてアッサンブラージュ的なインスタレーションのシリーズなどを制作している。

サクセスフルティーポット

サウンドアーティスト。シリーズとして、子供用キーボードで一曲ずつ即興演奏し、それし録音し多重に重ね合わせ、どのような曲のイメージになるかわからない実験音楽の作曲などをしている。

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